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低周波音の測定、評価

 風力発電施設からの騒音問題がニュースで度々取り上げられるようになり、一般市民にも「低周波音」という言葉が浸透してきました。ただ、低周波音は特別なところでしか発生しないと思われる方も多いと思います。

 低周波音とは、周波数1~100Hzの音のことをいいます。人間の可聴域はおよそ20Hz~20kHzといわれており、2kHz前後の周波数の音が最も大きく聞こえ、低い周波数(低い音)になると感度が鈍くなります。20Hz以下は超低周波音と呼ばれ、多くの人の耳には聞こえません。
 自然界で発生する音は様々な周波数の複合音であり、どこでも低周波音は発生しています。しかし、人間には聞こえづらいため、よほど大きな低周波音が発生していない限り騒音として感じないのです。このため、工場や大型設備から低周波音が発生しているのに、気付かず放置されている場合もあります。屋内の場合、外からの音が遮断された静かな環境となりますが、低周波音は窓や壁等で遮断されにくいため、静かな室内で低音だけが聞こえるようになります。結果、不快感や圧迫感を覚える、音は聞こえないのに建具ががたついて眠れない等の苦情が発生することがあるのです。
 また最近では、空調設備の室外機、冷凍庫や給湯機のコンプレッサーが発生源となることもあります。隣家のヒートポンプが体調不良の原因だとして訴訟に発展した事例もあるようです。

 低周波音に規制基準などはありませんが、周波数分析を行い、「低周波音による苦情に関する参照値」と比べることで低周波音の影響があるかを判断することができます。また、苦情宅と設備の周波数特性を比較することで、発生源を特定することも出来ます。
 弊社では、低周波音対応の騒音計により周波数分析を行うことで、低周波音の評価を行うことができます。

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