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大気汚染防止法 揮発性有機化合物に係る排出基準

 大気汚染防止法第十七条の三に規定される揮発性有機化合物の排出基準は、排出施設の種類により下表に示す規模毎に定められています。

規制対象となる揮発性有機化合物排出施設及び排出基準
昭和43年11月30日政令第329号 大気汚染防止法施行令
揮発性有機化合物排出施設 規模要件 排出基準
揮発性有機化合物を溶剤として使用する化学製品の製造の用に供する乾燥施設 送風機の送風能力が3,000m3/時以上のもの 600ppmC
塗装施設(吹付塗装に限る。) 排風機の排風能力が100,000m3/時以上のもの 自動車の製造の用に供する塗装施設(吹付け塗装に限る。) 既設 700ppmC
新設 400ppmC
その他の塗装施設(吹付け塗装に限る。) 700ppmC
塗装の用に供する乾燥施設
(吹付塗装及び電着塗装に係るものを除く。)
送風機の送風能力が10,000m3/時以上のもの 木材又は木製品(家具を含む。)の製造の用に供するもの 1,000ppmC
その他の製造の用に供するもの 600ppmC
印刷回路用銅張積層板、粘着テープ若しくは粘着シート、剥離紙又は包装材料(合成樹脂を積層するものに限る。)の製造に係る接着の用に供する乾燥施設 送風機の送風能力が5,000m3/時以上のもの 1,400ppmC
接着の用に供する乾燥施設
(前項に揚げるもの及び木材又は木製品(家具を含む。)の製造の用に供するものを除く。)
送風機の送風能力が15,000m3/時以上のもの 1,400ppmC
印刷の用に供する乾燥施設(オフセット輪転印刷に係るものに限る。) 送風機の送風能力が7,000m3/時以上のもの 400ppmC
印刷の用に供する乾燥施設(グラビア印刷に係るものに限る。) 送風機の送風能力が27,000m3/時以上のもの 700ppmC
工業製品の洗浄施設(乾燥施設を含む。) 洗浄剤が空気に接する面積5m2以上のもの 400ppmC
ガソリン、原油、ナフサその他の温度37.8度において蒸気圧が20キロパスカルを超える揮発性有機化合物の貯蔵タンク(密閉式及び浮屋根式(内部浮屋根式を含む。)のものを除く。) 1,000kL以上のもの
(ただし、既設の貯蔵タンクは、容量が2,000kL以上のものについて排出基準を適用する。)
60,000ppmC
備考
1. 「送風機の送風能力」が規模の指標となっている施設で、送風機がない場合は、排風機の排風能力を規模の指標とする。
2. 「乾燥施設」はVOCを蒸発させるためのもの、「洗浄施設」はVOCを洗浄剤として用いるものに限る。
3. 「ppmC」とは、排出濃度を示す単位で、炭素換算の容量比百万分率である。
4. 既設とは平成18年4月1日までに設置されたもの

 


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