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フーリエ変換赤外顕微分光装置

微小サンプルの有機成分調査に優れた装置です

こんな時に威力を発揮します
ゴムやプラスチック、塗料、油脂、薬品といった主に有機化合物からなる製品の成分を調べたいとき。あるいは製品に付着した汚れや異物、介在物、表面の変色 や変質など、その対象が有機物であるならば、赤外分光分析が最も適した分析手段です。赤外分光分析によって得られる赤外スペクトルは、試料の分子構造に基 づく情報です。従って、試料を構成する物質の特定や、変色や変質に伴う分子構造の変化を調査することができます。また、本装置は微小試料にも対応する顕微 システムです。顕微鏡で分析位置を確認しながら、最小10ミクロン程度の微小部位を分析することができます。さらに顕微ATR(全反射吸収スペクトル法) ユニットを使えば、微小試料の表面層の情報を選択的に取り出すこともできます。
 
赤外分光分析法(IR)のあらまし
赤外線は0.75~2000ミクロンの波長にある電磁波ですが、この内の2.5~25ミクロンの波長を利用しています。試料に赤外線を照射すると、分子中 の固有振動(結合の伸縮振動と変角振動)と同じ波長の赤外線が吸収され、分子の構造に応じたスペクトルが得られます。すなわち、同じ分子構造をもつ物質な らば、全く同じスペクトルパターンが得られます。これを利用して、未知成分の赤外スペクトルを既知の標準赤外スペクトル(ライブラリーデータ)と照合し、 物質を同定します。
 
FT-IR-4.jpg
コンピュータによるライブラリーの検索
 
FT-IRの特徴
干渉計を用いているので、従来の分散型の赤外分光分析装置に比べ、測定時間が大幅に短縮され、高感度の分析が可能になっています。また、高分解能で、波数精度、波数再現性が極めて高いので、スペクトルの解析が的確です。
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Varian 3100 FT-IR / 600UMA
 
赤外スペクトルの見方
赤外スペクトルの縦軸は通常、透過率(%T)で示され、試料に照射した赤外線の何%が透過したかを表しています。定性分析における赤外スペクトル解析で は、大きなピークから小さなピークまで、精度良く測定されていることが重要です。それには、測定時の適切な試料前処理が欠かせません。横軸は波数(cm-1)、即ち波長を逆数で示しています。赤外スペクトルの左端の波数4000cm-1は、波長にすると2.5ミクロンになります。一例として、シリコーンオイルの赤外スペクトルを次に示し、各吸収ピークに対応する結合を書き添えました。
 
FT-IR-5.jpg
シリコーンオイルの赤外スペクトル

 


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